二王子岳(にのうじだけ)

8月のお盆に行った新潟遠征も最終日。予定通りの悪天候で当初予定していた越後駒ヶ岳は無し。代わりに二王子岳に登ってきました。
新潟にある日本200名山の一つで、標高は1420メートル。登山口標高は300mほどなので1100mアップです。コースタイムは実測値です。

登山口までの道は狭い田舎道をガンガン登っていくため道中かなり不安になりました。
畑へつながる道も多いので惑わされないように気をつけます。

登山口は二王子神社の脇になるため、車は二王子神社の少し下に駐車します。午前7時40分に登山口駐車場着。
(二王子神社自体は車乗り入れ禁止だったため少し手前にとめて歩きます)

神社はキャンプ場の設備もあるため(利用料は1張り1000円)一応トイレもありました。
この日も天気が悪く、道中から全く人気がなかったため心細くなってきましたが午前7時50分、登山開始。

登山道はかなり整備されており、歩きやすいです。

歩きやすい道が終わると、段々と斜度がきつくなっていきます。
さらに天候も悪化してきました。雨の粒が大きくなり、視界が消えていくw

途中に一王子避難小屋や三王子神社などありましたが、悪天候のため写真はなしです。

歩き始めて3時間経ってこの光景。

午前11時30分、少しだけガスが消えてきました。

午前11時40分、登り始めて3時間50分で山頂到着。かなり時間がかかりました。
遠征3日目の疲労感と天候の悪さからコースタイム通りくらいでの登頂となりました。やはりコンディションは重要です。

青春の鐘。ペンキが塗りなおされてました。

飯豊連峰が見えるんだって!晴れてればな!

山頂は結構広く、15人くらい座れそうなくらいのスペースがあります。
この時期は虫が多いため、長居はしたくありませんが昼食休憩をとります。

私が湿度が高いためビショビショとなってしまった靴下を脱ぎ、両手でぶん回して乾かしていると、山ガールが登ってきました。
「やった~」「疲れたね~、でも頑張って登ってよかった!」登頂からの達成感からか、テンション高めに話をしていました。
しばらくすると山ガールたちは青春の鐘をバックに写真をとってもらいたそうにしています。
山頂にいるのは私と地元のおじさんの2人。もちろん私は両手で靴下をぶん回し続けています。
(山ガールたちと年齢が近いのは私だが・・・どうでる?)とか思っていると友人が山頂に戻ってきました。
山ガールたちは友人に写真をお願いして無事に記念撮影を終えました。
でも友人はウ〇コしに山頂から離れていたんですよね。彼女たちはそんなこともちろん知りません。
「そいつ、さっきまでウ〇コしてましたよ!私が写真撮りましょうか?」って山ガールに言えばよかったかな。もちろん靴下ぶん回しながら。

50分ほど休憩をとって12時40分に下山開始。山頂で晴れを待ちましたが、結局ダメでした。

下っている途中にガスが少し取れてきました。こんなところを登ってきたんだ~(棒読み)

しばらく下ると、登山道を整備している方が。どうやら地元の方のようです。感謝!

下り始めて1時間半ほど経って、下界が見えてきました。
途中に猿がいて少し驚きましたが、襲われることもなく無事に下山。

朝一番は不吉な予感がしていたのですが、なんとか帰って来れて良かったです。

下山後は近くの二王子温泉へ、と思い向かってみましたがどうやらやってない様子。

この日の温泉

仕方ないので新発田市の城山温泉http://www.shiroyama-onsen.com/index.htmlへ。登山口からは車で1時間ほどです。


定休日:第三木曜日
営業時間:10:00~21:00(最終受付20:00)
料金:大人750円。小人450円。
住所:新潟県新発田市浦1040-1
TEL:0254-21-2626

温泉に着いたのは夕方4時頃だったのですが、その時間には結構晴れ間が広がってきました。
露天風呂は景色が良く、ゆっくりできました。登山で見たどの風景よりもすばらしい眺めでしたw


まとめ
新潟遠征最終日はこの年の夏を表すかのような悪天候でした。
それでも3日間の休みで200名山2つと100名山1つを踏破できたので上出来でしょう。
また3日目は、日帰り登山なのにコースタイム通りの時間での登頂となりました。
正直、結構体力には自信がついてきた頃だったので多少疲れていてもコースタイムの8割くらいで登れるだろうと思っていました。
疲れがたまるとダメですね。今後の行程では疲労度合を考慮してコースを組むようにします。

うーん、結局天気が悪くどんな山かわからんかったなw
良い山だったので今度は晴れた時に登りに来たいです!

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