越百山、南駒ケ岳(こすもやま)

9月初旬。中央アルプス南に位置する200名山を縦走してきました。
百を越える山と書いて「越百山(こすもやま)」と読みます。
少し北に南駒ケ岳があり、稜線歩きが気持ち良さそうなので縦走してきました。
先に伝えますがかなりキツかったです、日帰り登山ではかなり強度があります。登山口標高は1080m,南駒ヶ岳の山頂は2841mなので1700アップ。下のタイムは実際にかかった時間です。

天気は晴れ。日曜日の午前5時45分に駐車場着。
駐車場はかなり広く30台は停められそうなくらいスペースがあります。
10台ほど停まっていましたが、かなり余裕です。
準備をして午前6時出発。

駐車場から登山口までは林道のような道を歩きます。この登山口までの徒歩移動が長いです。
30分ほどで分岐に到着。今回は越百山から登るので右へ。

登山口に入るといきなり急な登りになります。
木の根っこが多く、滑りやすいので気をつけて歩きます。

道中はこんな感じで樹林帯の中を歩きます。虫がいないため斜度はキツいものの不快さはありません。

下のコル、上のコルは特に印象がなく先へ行きます笑
隙間から見える仙厓嶺!

登山口から2時間、赤い屋根の越百山荘到着。

少しガスってますが、越百山です。

すでに良い景色が広がっています!

越百山が近づいてきましたが、ガスが広がってきます・・・

越百山荘から1時間。越百山頂到着。

ガスっていて景色はよく見えません。
晴れ間を待ちたいところですが、行程がまだ半分もいってない。
稜線歩いているうちに晴れるだろう思い、小休憩して出発。

ハイマツと岩が続く稜線です。気持ち良い!

越百山から1時間10分で仙厓嶺(せんがいれい)へ到着。そして安定の曇り。

ここらへんは結構アップダウンがあるため体力を使います。
かなり切り立った斜面です。岩と松が綺麗!

来たルートを振り返るとこんな道!

登って来た西側方面。素晴らしい景色。
稜線を歩いていると前方に突然、若い男性が。
写真の川から登って、尾根まで登って来たとのこと。なんて体力と技術だ!

仙厓嶺から南駒ケ岳のルートも登りが多くキツいです。景色が良いのがせめてもの救いです。

1時15分、南駒ケ岳到着。安定の曇り。

昼食休憩にして晴れ間を待ちます。

だんだん晴れて来た!

こっちは東側の伊那市方面。

空木岳〜木曽駒ケ岳方面。

晴れて来た!すごい景色!

ザ中央アルプス!

仙厓嶺方面。岩岩しい感じ。

30分ほどするとまた曇って来たため下山開始。

ここから北沢尾根三角点まではハードな道が続きました。

まず、ハイマツで足元が見えない。
そして見えない足元に岩がゴロゴロ&ハイマツの根っこが飛び出して何度もつまずきました。あと岩場ゾーンが結構続くため、雨が降ってる時は滑るので注意が必要です。

三角点をすぎると黙々と樹林帯を降ります。長い。

川が出て来たので最初の分岐についたかな?と思いきや4合目。長くて萎えます。

5時半頃に道が突然別れて川沿いと山沿いの道の分岐になりました。
川沿いに行くと小規模発電所みたいな施設に辿り着くので、山沿いのルートを選びましょう。
ちなみに看板とかは何もありませんでした。(写真右のゲートが川沿いの道です)

この分岐から1時間、林道ゾーンが長くて苦しいです。
6時半にようやく駐車場着。日没前に帰ってこれて良かったです。帰って来た時はヘトヘトでした。

この日の温泉


疲れているのでとりあえず近くの温泉。ということで阿寺温泉フォレスパ木曽http://forespakiso.jp/spa/へ。
近くに温泉がないため登山口から1時間ほどかかります。
露天風呂はありませんが、ゆっくりできました。

営業時間:12:00~21:00  (20:00受付終了) 

休館日:水曜日
※団体の宿泊者様がご利用の日は、15時ごろ~18時ごろの間は、お断りする時がございます。
※混雑の際は、利用不可の場合や、営業時間・受付終了時間を早める場合がございます。

料金:大人600円、小学生300円、幼児無料


まとめ
かなりハードな行程でしたが、良い景色が楽しめました。
以前より越百山は登ってみたいと思っていましたが、ピストンだともったいない。
しかし縦走している人はトレラン勢ばかり・・・
行く前は不安でしたが何とかなりました笑
実際稜線歩きは景色が素晴らしく、好天を待って良かったです。
キツいですが、日の長い夏なら可能な行程だと思います。越百山荘も評判が良いので泊まりでもオススメです。

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