天狗岳


6月初旬の土曜日。梅雨入り直後の週末ですが、なぜか晴れ予報。
サクッといける景色の良い山を探して天狗岳に決めました。

麦草峠から白駒池へ向かい天狗岳に登るルートです。

駐車場の標高は2100mほど。山頂が2646mなので500アップです。
午前5時40分に麦草峠にある無料駐車場到着。無料トイレがあります。中も清潔でした。

この駐車場は混み合うことが多いという情報があったので結構早めに到着。5時40分の時点で15/40台くらいの満車率でした。
それでも到着後の6時までに4台くらい入ってきたので、やはり人気の駐車場のようです。
このペースなら7時頃には満車かな。

5時50分、駐車場発。東側にある遊歩道を進みます。


2分後に麦草ヒュッテ到着。この防護ネットを越えて行きます。

バス停あります。15時50分発がラストのよう。

ヒュッテ前に登山届けポストあり。

先に進んで2回目の防護ネットを越えると分岐へ。

丸山から中山へ行けばよかったのですが、計画では白駒池経由だったので左に進みました。
中山へ直接向かう方が無駄な登りを避けれるのでオススメです笑

6時10分、白駒の奥庭に到着。ここが白駒池と麦草ヒュッテの中間点です。ヒュッテから下り基調。サクサク進みます。

6時16分、白駒池の駐車場分岐へ到着。これ白駒池の駐車場に停めた方が絶対良かったな。後悔。

6時20分、池と山荘到着。綺麗なところでした。早朝から写真を撮っている方が大勢います。

6時22分、この分岐から登り始めます。高見石方面へ。斜度は結構急です。

6時47分、高見石小屋到着。

小屋の隣にある高見石からの眺望。これから登る中山。

丸山と高見石小屋。

白駒池方面。

まだまだ登りがあるので休憩せずに先へ行きます。
6時55分、小屋の前にある看板。ここからダラダラ登りか〜。

ダラダラ登りはこんな感じです。前方が見えるものの目標物が何もない中、延々と登ります。
写真だとそんなにキツくないですが、距離が長いのでペースを上げるとしんどいです。

7時35分、登りが終わった!けど何もない・・・

視界がない山なのかな〜と思いながら5分ほど歩くと展望台に到着。
こっちは景色が良い!

八ヶ岳、赤岳方面。

茅野市方面。西側は晴れ渡っています。

蓼科山方面。右側にある山頂が平らな山が蓼科山です。

展望台を過ぎると少し下りになります。
東天狗岳が少し見えました。

7時53分、にゅうとの分岐。帰りはこっちへ行きます。

東側も少し晴れてます。川上村なので男山とか見えるのかな?

8時0分、中山峠到着。東天狗岳が見えました。結構険しい!

8時8分、黒百合平などのルートとの分岐を超えて登りがスタート。

ミニはしご。ここから急な登りが始まります。

8時27分、登り途中の眺望の良いポイント。
写真は蓼科山方面ですが、右側(東方面)から急に雲が上がってきました。

8時34分、天狗岳の分岐。ガスガス。

同じ場所ですが、西側はこの通り晴天。西天狗岳がダメでも東天狗岳はなんとかなりそう。

8時46分、西天狗の山頂が見えます。
8時8分からの登りは確かにキツいのですが、この日は湿度が異常に高く汗が全く引きません。
ペースが上がっているわけでもないのに息が上がる場面が多かったです。

中山峠から見えたのは偽ピークだった模様。

8時50分、西天狗岳到着!晴れが続いてくれました。

絶景!

西天狗岳を一旦降って、東天狗岳に向かって登り始めます。
もともとの地質のせいか、斜面が滑りやすくなっているため気をつけたい。

9時7分、東天狗岳到着!

茅野市方面。ずっと晴れ!

蓼科山は山頂が平たいため遠くからでもわかりやすい。

さっき登った西天狗岳。

山頂のスペースですが、20人は座れるけど眺望があまりないところ。
山頂標識の南スペースは10人ほど座れる眺望の良いところがあります。
眺望の良いところは人が大勢いたので、少し東側の登山道へ下ります。2〜3人が座れる空きスペースがあったのでここで休憩。

写真にはあまり写っていませんが、この時間でも山頂にどんどん人が来ます。
人気の山ですね。

9時20分、休憩完了。下山開始です。

9時45分、黒百合平との分岐到着。下りはサクサク進みます。

10時21分、にゅう方面へ向かいます。
ここからにゅうまでは30分くらいあるため結構長い。下り基調ですが、少しだけ登るところもあります。
景色はなく、こんな道をずっと歩いて行きます。

途中でお腹が空きすぎたので、座ってカロリーメイトを食べました。
駐車場で朝ごはんを食べて、行動食は柿ピーを一袋。にゅうまで持つかと思ったんですが、ダメでした。
具合悪くなる前に補給。

11時23分、にゅうに到着。予想以上に時間がかかりました。

にゅうは晴れていれば富士山が見えるようですが、ガスっていたためほとんど何も見えず。
白駒池〜にゅう〜中山のコースでハイキングをしている方が多いのか、にゅうは結構混雑してました。
にゅう周りには座るスペースはあまりなく、3人グループが5組もくればいっぱいです。

お腹が空いたためここで昼食にします。
昼食を作っている間に人が増えて来て焦る。

11時40分、にゅうを出発。

「ニュー中山峠」の看板。正しくは「にゅう・中山峠」じゃないのか?

途中で登山部の集団とすれ違う。引率の先生が女性で驚きました。
こういうのはザ・山男の理科の先生がやるイメージがあります笑

にゅうから白駒池まではハイキングをしている方が大勢いました。
ハイキングツアーの集団とも何組か入れ違います。
八ヶ岳は都心部からのアクセスが良いためか地元民っぽくない重装備の方が多いです。

12時28分、白駒池まで帰って来ました。右へ行けばキャンプ場。左へ行けばさっきの小屋です。

小屋ではお昼のメニュー看板が外に出ていました。自家製野菜のカレーとか美味しそう・・・

食に関する関心は雑念なので気持ちを抑え、帰ります。
白駒池から麦草ヒュッテまでは地味な登りなので雑念は不要です。

13時ちょうどにヒュッテ到着。

13時2分、駐車場まで帰って来ました。
25/40台くらいの満車率。ここによく停めたな〜ってところもありました。登山口到着が1時間遅ければダメだったかも。

帰りは奥蓼科の日帰り温泉に行きました。
このあたりは非狩り入浴料金が1000~1500円もするため一番安いところに。

露天風呂もあるので小斉の湯(こさいのゆ)へ
入浴料金700円でした。

この日の温泉


小斉の湯
http://www.kosainoyu.jp/hotspa.htm

定休日:なし
営業時間:8:00~20:00頃
料金:大人600円。小人300円。
住所:長野県茅野市北山蓼科4035
TEL: 0266-67-2121
貸切湯も入浴料+800円で可能(当日申し込みもOK)

公式HP見ると料金が600円ですが、700円だった・・・
施設に行くと入り口前に大人700円と書かれた看板があり、フロントの方も「700円です。」と言ってました。
前にも行ったことがあるのですが、その時は「HPを見た!」と伝えたら割引になった気がします。
完全に忘れて「値上げしたのかな〜」と思い、そのまま700円で入ってしまった。

ここの温泉は少し変わっていて、お風呂がいくつもあります。
しかし、お風呂がそれぞれ別々の場所にありいちいち着替えなければいけません。
この日は暑かったので一番景色の良い「見晴らしの湯」(一番上にある男湯)へ行きました。
景色自体は非常に良く、遠くの山々が見渡せます。
露天風呂には洗い場があるもののシャワーはありません。
オススメの入り方は内風呂で体を洗って、そのあとに景色の良い露天風呂に入ることですね。

最後に露天を上がって通路を歩いているとリスが木を登って行くのが見えました。
慌てて写真を撮ったものの間に合わず・・・残念。しかし野生のリスなんて久々見ました。


まとめ
最近は北アルプスや岐阜の山ばかりだったので、たまには他の山も見たくなり天狗岳に行って来ました。
赤岳は登ったことがあるのですが、赤岳からの景色とはまた別の風景。
佐久方面の山も蓼科山も登ったことがありますが、近辺の山とはまた違う景色を見ることができて満足です。
また、このルートは駐車場の確保が大事です。獲得標高自体は小さく「登らない割には景色の良いルート」なので自然と駐車場は混み合います。
紅葉の時期はもっと混み合うようなので山レコなどで駐車場の下調べが必要かな〜と思います。
バスでも行けるので、そっちの方が安心かもしれません。
次は硫黄岳との縦走したいです。景色が素晴らしく良い山でした!

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