4月中旬。日本300名山の1つ、奥三界岳に登ってきました。
岐阜県にあるこの山は地元では奥三界山とも呼ばれているようです。
名前の由来(ヤマレコより抜粋)→奧三界山の名前の由来は南にある三界山の奧にあることから付けられた。
三界山は「三階山」と書いた書物もあるが、おそらく旧付知村、田瀬村、川上村の三つの境(堺)にになっていることから命名されたと思われる。
上は「どうして三界岳って名前何だっけ?」と何度も友人と話をしていたので忘れないようにメモです笑
ゲート前は標高800m、山頂が1810mなので1000アップ。コースタイムは0.8掛けです。
当日は夕森キャンプ場の管理棟を上に登って分岐を右。ずっと奥にいくと現れる林道ゲートへ集合。
林道ゲート前の駐車スペースには5台ほど駐車可能です。
夕森公園キャンプ場の管理棟前にはトイレと大きい駐車場があるので、駐車できなければそちらへ停める予定でした。
林道ゲートまでは1キロ近く歩かなければならないため、できる限り近い方に停めましょう。
そんなこんなで午前9時半、ゲートを越えて出発。
最初は川沿いの舗装路を歩きます。川がとっても綺麗。
途中の滝。銅の穴と書いて、どうこうの滝と読むそうです。難しい。
天気が良かったからかトカゲが日向ぼっこしてました。写真を撮ってすぐリリース。
午前10時、登山道の標識が。左へ行きます。
左へ向かうと橋を渡るために少し下ります。若干わかりづらいですが、吊り橋に向かって下りましょう。
めっちゃ揺れる。
この吊り橋を渡ると急登の始まりです。
斜度はかなり急で、なだらかになる場所はありません。一気に300メートル登るのでしんどい&しんどい。
振り返ると少しだけ眺望が。
急な登りは1時間続きました。午前11時に工事用道路に出ます。
一応林道なのかな?この道を2.5キロ歩きます。
ここからは平たんな道が続きます。車で行きたい・・・
途中にあった湧水です。冷たくてとても美味しかったです。
こっちは夕森山方面。天気が良い!
でもこれから夕森山より標高の高い山に登るので本番はまだまだこれからです・・・。
橋の下を流れる小川。水がきれい。
湧水を飲んだり写真をとったりしながら進んで、ようやく本日2回目の登山道へ入ります。
午前11時40分、登りが再スタート。
分岐を進んでいきなりの急登。そして土砂が少し崩れており、登山道が若干流されていました。
歩行に問題はありませんが、雨だったら滑りそうです。
こんな感じの人気がない道をガンガン進みます。写真ではわかりにくいですが結構急な坂道です。
12時ちょうど。さっき通ってきた工事用道路が見えます。大分登ってきました。
この先には昔の作業所みたいな小屋があり、少し平らになります。
小屋の近くで小休憩して登り再開。
天気は最高!というかめっちゃ暑い笑
登山道に急遽現れる湧水。水が豊富なので土砂崩れがおきやすいのでしょう。
12時40分、湧水の流れる登山道を歩きます。しかも急登。
小さな岩がたくさんあって登りづらい。
そして水が多くて踏み誤ると足が浸かります。沢登に近い状態。
このゾーンは15分ほどで終了。振り返ると絶景が!
13時頃から、樹林帯ゾーンに入ります。まだ雪が残っていました。
13時半、山頂到着!長かった!
山頂からの風景。岐阜の山々がたくさん見えます。
岐阜にある山頂からの風景っていつもこんなイメージです。
右手に少し見える雪山は御嶽山かな。
山頂には展望台があるのでここで昼食を。
展望台は5人くらいまでなら座れそうです。山頂には私たち以外には誰もいませんでした。
下りも時間がかかるので50分ほど休憩しました。その間誰も来ず。
14時20分、下山開始。
14時55分、樹林帯ゾーンを抜けたとこ。
この日はずっと快晴でした!
15時30分、小休憩した作業小屋着。
15時45分、登山道分岐着。
ここからの道路歩きが非常にだるい・・・
いつものように悪態をつきながら歩いていると工事を終えたオッチャン達が車で抜き去っていきました。
・・・車、素晴らしい。
16時20分、道路歩き終了。ここから急な下りスタート。
17時ちょうど、吊り橋着。歓喜を表現し、橋を揺らして渡ります。
17時25分、登山口の林道ゲート到着。長かった~
この日は近くの夕森温泉に、と思ったのですが口コミをみると日帰り入浴不可のようなのでそのまま帰宅。
公式HPでは日帰り入浴可と書いてあるのですが仕方ありません。
まとめ
4月下旬だとまだ2000メートル級の山は残雪で登れません。
こんなときは200か300名山でも・・・と思って今回の奥三界岳に登りました。
道中の景色は素晴らしく、滝も綺麗でした。
ただ、往復で16キロのうち、7キロくらいは道路を歩くんですよね。これが精神的にきつかったです。
次にいくなら他のルートで行きたいですね。